こんにちは。当ブログをご覧いただきありがとうございます。
管理人の「めてお」です。
デスク周りで欠かせないアイテムの一つとして、スピーカーが当てはまるでしょう。
ゲームをやるだけだからヘッドセットで十分!スピーカーは不要だ!という方もいるかもしれませんが、
私は作業用として音楽を流したり、アニメや映画を見るのに必要不可欠です。
さて、私が愛用しているNZXT製品ですが、「NZXT Relay Speaker」というサウンドスピーカーが2023年6月より販売されています。国内販売時は価格が高くて手が出ませんでしたが、セールで安くなっているのを見て思わずポチってしましました・・・
スピーカーの知識は深くないですが、現時点で本製品のレビューが少ないので、
せっかくなので使ってみた感想をまとめていきます。
公式サイト(英語)
NZXT Relay Speaker と Audioengine A2+ の性能比較
今まで私は「Audioengine A2+」という、海外のデスクでよく使用されるスピーカーを愛用していました。
こちらは「NZXT Relay Speaker」とデザインがほぼ同じで、比較対象としてピッタリなスピーカーでしょう。
ということで、下記の通りに主な性能をまとめてみました。
NZXT Relay Speakers | Audioengine A2+ | |
---|---|---|
カラー | ホワイト ブラック | ホワイト ブラック レッド |
サイズ (W/D/H) | 115 x 159 x 186 mm | 100 x 130 x 150 mm |
重量 | 左:1.6 kg 右:1.5 kg | 左:1.6 kg 右:1.4 kg |
アンプ | クラスD | デュアル・クラスABモノリシック |
材質 | エンクロージャー : 中密度繊維板 (MDF) ツイーター : シルクドーム ウーファー : グラスファイバー | エンクロージャー : MDFキャビネット ツイーター : シルクドーム ウーファー : アドバンスド・ボイスコイル |
入力 | 3.5mmステレオミニジャック RCA | 3.5mmステレオミニジャック RCA USB Bluetooth |
出力 | スピーカー端子 サブウーファー端子 | スピーカー端子 サブウーファー端子 |
信号対雑音比 (SNR) | 110 dB | 95dB (typical A-weighted) THD+N 0.05% |
再生周波数帯域 | 70Hz~20kHz | 65Hz-22kHz ±2.0dB |
消費電力 | 最大80W(1台あたり40W) | 最大60W(1台あたり30W) |
保証 | 2年 | 1年 |
価格 | 42,570円 | 40,920円 |
まとめて思ったことは、全体的にAudioengine A2+の方が勝ってる・・・?という感じでした。
Audioengine A2+のほうが優れている点として、NZXT Relay Speakersより小型でBluetooth出力に対応していることろでしょうか。
保証期間が短いデメリットもありますが、価格が1,650円安いのでビックリです。
外観や、音質の違いは後術にて紹介します。
外観
外装・付属物
NZXT製品ではお馴染みの、紫と白のシンプルなデザインになっております。
箱を開けるとスピーカーが1個ずつ包装された状態で出てきます。
スポンジの土台がスピーカーを固定しているため、輸送時でも一切動きません。
ちなみにその他の付属物は、小さい箱にすべて入っています。
- AC-DC電源アダプタ
- AC電源ケーブル
- スピーカーケーブル
- RCAケーブル
- 3.5mmオーディオケーブル(x2)
外観
外観ですが、Audioengine A2+とどこが違うの?ということで、2つ比較して紹介します。
左がAudioengine A2+、右がNZXT Relay Speakersですが、コンパクトなのはAudioengine A2+の方だということが分かります。モニターの下にスピーカーを置きたい場合は前者の方が良さそうですね。
奥行きの長さはほぼ同じで、横の長さはAudioengine A2+の方が少し小さくなっています。
ちなみに、NZXT Relay Speakersの設置面積のサイズはハガキより少し大きいサイズとのことです。
斜めから撮った写真です。
Audioengine A2+は光沢感のある仕上がりに対して、NZXT Relay Speakersは光沢感が無いマットな仕上がりになっていることが分かります。
ツヤがあるより、マット感がある方が高級感を感じさせれるので、個人的にはNZXT Relay Speakersの方が質感が勝っているように思いました。
後ろ側です。
バスレフポートですが、Audioengine A2+が前面にあるのに対して、NZXT Relay Speakersは後ろに搭載されているのが分かります。
底面です。
どちらも滑りにくくなっておりますが、NZXT Relay Speakersの方はネジ穴が空いています。
スピーカースタンドで固定する場合があれば役立つかもしれませんね。
スピーカーの細部を見てみます。
Audioengine A2+の方はツイーター・ウーファーの縁取りのクオリティが甘かったり、バスレフポートの内部がギザギザになっていて、ちょっとチープさを感じてしまうとことがあります。
一方、NZXT Relay Speakersの方は細部までキレイになっており、文句の付け所は一切ありませんでした。
ちなみに、ウーファー下にはうっすらと「NZXT」ロゴが印刷されております。
NZXT Relay Speaker のセッティング
ここからは、NZXT Relay Speaker のセッティング方法を解説していきます。
まずは、アクティブスピーカーは左(A)に、パッシブスピーカーは右(B)に設置するようにします。
逆に置くと、流れるサウンドも左右逆になってしまうので注意です。
実はAudioengine A2+を使っていたときは逆に設置していました・・・。
スピーカーワイヤーをアクティブスピーカーの背面(+) (-) 端子を、パッシブスピーカーの (+) (-) 端子に合わせます。
各スピーカーワイヤーを露出している穴に挿入し、ねじで締めます。
ちなみに、購入時にスピーカーワイヤーの先端は被覆されているので外します。
取り付けもそこまで難しくなく、スムーズに行えました。
3.5mmオーディオケーブルを、アクティブスピーカーの裏側にある「TRS」と記された入力ジャックに挿入します。
もう一方の端をSwitchMixの3.5mm接続、またはその他のオーディオ機器の3.5mm出力接続に差し込みます。
付属の電源ケーブル入力を、DC電源アダプタからアクティブスピーカーの背面に差し込みます。|DC電源アダプタをAC電源に接続します。
アクティブスピーカー裏にある電源ボタンを押せば電源がオンになります。
前面のLEDが点灯すれば完了です。
NZXT Relay Speaker のセットアップ
実際に設置してみました。
ホワイトなデスク環境に馴染むデザインで、マットな質感も相まってより一層オシャレになりました。
ちなみに設置位置ですが、マニュアルには「ツイーターができるだけ耳の高さに近づくように配置」「スピーカーが壁やコーナーに近ければ、自然に高い低音域リスポンスが生まれます。」と記載されています。
ツイーターの高さ合わせが厳しい場合は、スピーカースタンドで傾斜をつけることをオススメします。
これがあるだけでも、聴こえ方がかなり変わります。
ちなみに私は、Kanto製を使用しています。
実際に使用した感想
ここからは、NZXT Relay Speakerを実際に使用してみて、思ったことをAudioengine A2+と比較しながらまとめていきます。
中高音はクリアで聞きやすいが、スピーカー単体だと低音に欠ける
音質に関しまして、中高音はクオリティが良くて聴き心地が良かったです。
ただ、低音はインパクトに欠けるイメージで、重低音の曲を聴いているときに物足りなさを感じました。
低音を補うためには、別売りのサブウーファーを取り付ける必要があります。
導入すると2万以上の出費が掛かってしまうので、なかなか厳しいところですね。
ちなみに他社製品でも接続が可能です。
私はAudioengine S8を使用しています。(こっちのほうが高い)
Audioengine A2+ と音質はほぼ同じだが・・・
Audioengine A2+ と実際に聴き比べしてみて、(私の体感では)ほぼ変わらないクオリティなのかな。と思いました。
ただ、NZXT Relay Speakerの方が低音がこもる(?)ような感じがして違和感を感じました。
違いが分かりやすいのは、ボーカロイド曲「転生林檎」の0:16から流れるキックが、Audioengine A2+の方が鮮明に聴こえるのに対し、NZXT Relay Speakerだとボヤけるような、スッキリしない風に感じました。
もしかしたら設置の仕方などで改善できるかもしれないので、分かり次第追記していきます。
ホワイトノイズは Audioengine A2+ より小さい
他の方のAudioengine A2+のレビューを見ていると、「ホワイトノイズが大きい」との内容をよく見かけますが、
NZXT Relay Speakerの方は、ホワイトノイズは0ではありませんが、Audioengine A2+と比べて明らかに小さいのが分かりました。
少なくとも、スピーカー本体のボリュームを50%にしているときは全く気にならないレベルです。
自動ON機能は嬉しいけど、小さすぎると反応しない
NZXT Relay Speakerには、一定時間サウンドが流れないと電源が自動でOFFに、サウンドが流れるとONになる便利な機能が備わっています。
ただ、私がジャズを小音量で流そうとしたときは、自動でONになりませんでした。また、小音量でずっと流していると自動でOFFになってしまう・・・ということがありました。
解決策になるわけではありませんが、スピーカー本体のボリュームを下げてPC音量を上げれば、小さいボリュームでも反応しやすいです。
まとめ
デザインはNZXTらしいスタイリッシュでしたので、デスクにも馴染んで満足しました。
ただ、Audioengine A2+から乗り換えるべきか?と言われると流石に「No」になってしまいますが・・・。
とはいっても、NZXTのファン以外の方にも候補の一つとして挙げてもいいと思えるようなクオリティだと感じました。
気になっている方はご購入を検討してみてはいかがでしょうか。
- デザインを重視したスピーカーを探している
- コンパクトで大ボリュームで流せるスピーカーを求めている
- 極力、ホワイトノイズを抑えたい
- スタイリッシュ・マット仕上がりで高級感を感じるデザイン
- コンパクトサイズなのに高音質・大ボリューム
- ホワイトノイズが少ない
- 自動ON・OFF機能が搭載
- 価格が高価(4万円台)
- 低音重視するならサブウーファーが必須
- 入力端子が他社と比べると少ない
- サウンドが小さすぎると自動ON・OFF機能が反応しない
本記事は以上になります。
ここまで見ていただきありがとうございました!
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