こんにちは。当ブログをご覧いただきありがとうございます。
めてろぐの「めてお」です。
久しぶりにPC関連にまつわる記事となります。
今回は、GIGABYTEより発売されているゲーミングデスクトップPC「AORUS PRIME 3」のご紹介です。
自作PCでも多くのパーツを取り扱っていることはご存じの方は多いと思います。
僕もグラフィックボードは「RTX 4080 AERO」を愛用しており、PCパーツとして欠かせない存在になっております。
そんな訳があってか、今回はGIGABYTE様よりAORUS PRIME 3をお借りする機会をいただきました。
ビジュアルにももちろん惹かれたのですが、実際の性能としてはどうなのか?
ということで検証も兼ねてお伝えしていきます。
AORUS PRIME 3 とは


「AORUS PRIME 3」は、PCパーツメーカーの老舗である台湾のGIGABYTE(ギガバイト)社が展開する、ゲーミングブランド「AORUS(オーラス)」の高性能ゲーミングデスクトップPCです。
一見普通のゲーミングPCだと思うかもしれませんが、
マザーボード、GPU、PCケースなど…、ほぼGIGABYTE製で統一されているのが特徴です。
さらに、最新のAMD Ryzen 9000番台CPUと、NVIDIA GeForce RTX 50シリーズGPUを標準搭載しており、
今後登場する最新ゲームにも余裕で対応できる性能になっております。
また、AORUS PRIME 3には3つのモデルがあり、それぞれスペックと価格は以下の通り異なっております。
| モデル名 | AORUS PRIME 3 AP3A5N6-5104 | AORUS PRIME 3 AP3A5N6T-5103 今回のレビュー機 | AORUS PRIME 3 AP3A7N7-5100 |
|---|---|---|---|
| CPU | Ryzen 5 9500F 6コア / 最大5GHz | Ryzen 7 9700X 8コア / 最大5.5GHz | |
| GPU | RTX 5060 VRAM 8GB | RTX 5060 Ti VRAM 16GB | RTX 5070 VRAM 12GB |
| メモリ | 16GB DDR5 | 32GB DDR5 | |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD | ||
| ネットワーク | Wi-Fi 7 / Bluetooth 5.4 | ||
| 電源 | 650W Gold | ||
| サイズ | H400x W205x D410 mm | ||
| 価格(税込) | 249,800円 | 299,800円 | 379,800円 |
今回レビューするPCは中間グレードにあたる「AP3A5N6T-5103」ですが、
個人的に注目したいのが、エントリーモデルに当たる「AP3A5N6-5104」と比較すると、差額はわずか5万円という点です。
この差でVRAMが8GBから16GBに倍増し、メモリも16GBから32GBに増えます。
上位のRTX 5070が搭載されているモデル「AP3A7N7-5100」はCPUも強化されていますが、
VRAMは12GBで、今回のモデルより少なくなります。
コスパの観点からすると、中間にあたる「AP3A5N6T-5103」が個人的にオススメです。
迷ったらとりあえず中間モデル!
外装・デザイン
開封
まず箱から取り出すと、PCケース内にこのような緩衝材が入っておりました。
取り出すためにはサイドパネルを外す必要があります。


後ろ側にネジが2つありますので、両方緩めて左側にスライドさせればパネルを外せます。


外観
全体のデザイン
全体のデザインとしては、黒を基調としたスタイリッシュな形となっております。
ゲーミングPC特有のゴチャゴチャ感は特に感じず、しっかりまとまっているように感じます。
本体サイズはW205×D410×H400mm、容量は約30Lとミドルタワーに近いサイズ感です。
デスクに置いたときの存在感はそれなりにありますが、フットプリント(奥行き×幅)は標準的で、
一般的なデスクでも収まりやすいと感じました。




サイドパネル(左側)
サイドパネルは強化ガラス製で、黒のスモークが施されております。
内部のGPUや冷却ファンなどが見えるようになっており、PCの電源を入れればRGBライティングも眺めることができます。


漆黒の中で光るライティングが美しい…!
ちなみに、目立たない形でゲーミングっぽい謳い文句(?)の文字が載っており、
メーカー側の遊び心を感じさせますね。




フロント
フロント部分。
左側の「AORUS」の斜めロゴと、メッシュパネルを組み合わせたアシンメトリーなデザイン、
そしてUSBポート類が充実しているのが大きな特徴です。


USB-C・USB 3.0×2・USB 2.0×2、
フロント部分だけでUSBが最大5個差せるのがビックリ。


これだけあれば、とりあえず困ることは無さそう…!
ちなみに、フロントパネルはツールレスで取り外せるようになっており、
メンテナンスもしやすい設計になっております。
また、ファンが2機搭載されております。




サイドパネル(右側)
右側のサイドパネルはメッシュは特になく、風は通さない仕組みになっています。
ちなみに、よーく見ると中央にうっすらAORUSロゴが見えます。


もちろん、フロントパネルを開けると裏配線部分を確認することができます。


リア(背面)
背面側もUSBポートが合計9個も搭載されており、フロントも合われると合計14個も挿せる状態に。
拡張性の高さを感じさせますね。


トップパネル(天面)
トップパネルは広大なメッシュエリアになっており、
マグネット式で取り外しもメンテナンスも楽々。




マグネット式カバーを外すとこうなります。
120mm / 140mmファン用の穴があり、最大2基取り付けできるようになっております。
(未検証ですが、)簡易水冷用のラジエータに関しては、メモリと干渉する可能性が高いので、
トップ部分につけるのはやめたほうが良さそうです。


底面
底面部分は、電源ファン用のメッシュエリアがあります。
こちらもマグネット式で外せるのでメンテナンスも楽々です。




内部パーツ
サイドパネル(左側)を開けると見られるPC内部。
グラフィックボードは「GeForce RTX 5060 Ti WINDFORCE 16G」。
PCケースにしっかりと固定されていて、輸送時での故障対策がしっかりとされています。




空冷クーラーは「AORUS AirFlow 9025」。
ファンの羽根部分が光る仕様で、単品販売はされていないようです。




メモリは「T-FORCE DELTA RGB DDR5 5600MHz 32GB」。16GBが2枚搭載されています。
こちらもRGBが搭載されております。


マザーボードに装着されているM.2 SSDは「AORUS Gen4 7300 SSD」。
GIGABYTEからM.2 SSDがリリースされているのは知らなかったので個人的にちょっとビックリです。
ちなみにマザーボードも「GIGABYTE B850M C」で、
こちらもGIGABYTE製となっております。


フロント部分のファンも同様ですが、背面側のファンはGIGABYTE独自のHawk Fanが搭載されており、ゲーム中でも静音設計になっております。
また、ファンはリング上にRGBライティングされます。


電源ユニットは「650W P650G PG5」が搭載されております。


記憶容量装置の拡張性に関して
「AORUS PRIME 3」ではデフォルトで1TBのM.2 SSDが装着されていますが、
BTOメーカーなどにあるHDD、SSD等をオプションで追加することはできません。
ただ、追加するスペースはありますので、必要であればご自身で追加することは可能です。








写真はありませんが、M.2スロットが1つ空きがあるため、
そちらも必要に応じて追加することが可能です!
RGBライティングについて
RGBはGIGABYTE製の「RGB Fusion」対応で、付属の「GIGABYTE Control Center」から自由にカスタマイズできます。デフォルトはゆっくりと色が変化するレインボーモードですが、単色固定や点滅など細かく設定可能です。




私の自作PCの環境だとアプリによって別々で管理する必要があり、かなりの手間が掛かりますが、
「AORUS PRIME 3」では一つのアプリでライディングが完結できるのが嬉しいところです。


アプリ一つで色もパターンも自由に変えられるのは便利!








性能検証
今回は、私がよく遊んでいるタイトルでフレームレートを計測しました。
なお、FPSの計測にはMSI Afterburnerを使用しています。
Cinebench 2026(CPU・GPUベンチマーク)


まずはCinebench 2026で基礎性能を計測しました。
3DCGレンダリングを用いた定番ベンチマークです。
| GPU | 61,214 pts |
|---|---|
| CPU Single Core | 652 pts |
| CPU Single Thread | 476 pts |
| CPU Multi Thread | 3,403 pts |
GPUスコアは61,214ptsと、ミドルクラスとして十分な結果です。
CPUのシングルコア性能も652ptsと高く、ゲームのような1コアの性能が大事な場面でも、安定したパフォーマンスが期待できます。
マルチスレッドは3,403ptsで、日常的な作業から動画編集まで幅広くこなせる水準です。
Apex Legends


デフォルト設定でApex Legendsを計測しました。
Full HD(1080p)とWQHD(1440p)の両解像度で検証しています。
| 解像度 | 設定 | 通常時 | 高負荷時※ |
|---|---|---|---|
| Full HD1920×1080 | デフォルト | 200fps後半 | 200fps前半 |
| WQHD2560×1440 | デフォルト | 165fps以上 | 160fps前後 |
※ 高負荷時:プレイヤーが密集する場面、ジブラルタルの空爆エフェクトなど
※ WQHDは私の検証モニターのリフレッシュレート上限165Hzに達しているため、実際の性能はさらに上の可能性あり
Full HDでは通常時に200fps後半で張り付く場面が多く、フレームレートの頭打ちを感じる場面が出てくるほどの余裕がありました。
WQHDでは私の検証モニターでは165fps以上のリフレッシュレートの確認ができませんでしたが、
高負荷な場面でも160fps程度と非常に安定しています。
リフレッシュレートが高いモニターであればさらなるfpsが期待できます。
ジブラルタルの空爆中でも安定していたのは驚き!
激しい戦闘中でもフレームレートに悩まされることはなさそうです。
冷却・騒音チェック
CPUクーラーは空冷を採用しています。
水冷ではないため「大丈夫か?」と思う方もいるかもしれませんが、実際の温度はどうなのか確かめていきます。
温度計測(HWiNFO64使用)
アイドル時


CPU・GPU温度ともに50℃前後で非常に安定しており、消費電力も低い水準を維持しています。
グラフはほぼ横ばいで、静止状態での発熱はほとんど気にならないレベルです。
Cinebench(CPU高負荷)


CPU使用率がほぼ100%に張り付いた状態でも、最大温度は81.1℃に留まりました。
サーマルスロットリングの一般的な閾値(95℃前後)には十分な余裕があり、空冷クーラーながら冷却性能は安心できる水準です。
3DMark(GPU高負荷)


GPU負荷が始まった瞬間にGPU電力が180W近くまで一気に跳ね上がり、GPU温度も74.5℃まで上昇しました。それでもCPU側の温度は60℃台に収まっており、GPU高負荷時でもCPUへの影響が少ないことがわかります。
いずれの数値も危険域には程遠く、冷却設計の余裕が確認できる結果でした。
3DMark Steel Nomad ストレステスト


冷却の安定性を数値で確認するため、3DMarkのSteel Nomadストレステストも実施しました。
これはGPUに高負荷を20回繰り返しかけ続け、スコアがどれだけ安定して維持できるかを計測するテストです。


| ベストスコア | 3,493 pts |
|---|---|
| ワーストスコア | 3,476 pts |
| スタビリティ | 99.5%(合格) |
| テストループ数 | 20回 |
スタビリティは99.5%という非常に高い結果でした。
20回のループを通じてベストとワーストのスコア差がわずか17ptしかなく、
長時間の高負荷環境でもGPUの性能が安定して維持されていることが確認できました。
空冷クーラーながら、冷却設計の優秀さが数値として表れていますね。
以下は、ストレステスト中(約20分間)のリアルタイム計測データです。


GPU使用率がほぼ100%に張り付いた状態が約20分間続きましたが、GPU温度は最大76.7℃に留まり、急激な温度上昇は見られませんでした。
CPU側も56℃前後と低い水準をキープしており、GPU高負荷時でもシステム全体が安定して動作していることが確認できます。
動作音(PCファン音)のチェック
アイドル時の動作音をスマートフォンのアプリで計測したところ、30dB前半という結果でした
30dBは郊外の深夜や鉛筆で文字を書く音に相当するレベルで、耳を近づけなければほとんど気にならない静かさです。寝室の騒音レベルとして理想とされる30dB以下にも近く、デスクに置いていても気付かないレベルの静かさだと感じました。
3DMarkを実行してGPUに高負荷をかけた状態でも、動作音は35dB前後に留まりました。
アイドル時との差はわずか数dBで、体感的にもほとんど変化を感じません。
35~40dBはリビングや寝室などリラックスして過ごす場所で望ましいとされるレベルですが、今回の計測結果はそれを下回っており、ゲーム中もファン音が気になる場面はありませんでした。
ヘッドセットを着けてプレイする方であれば、まず気にならないレベルだと思います。
GIGABYTEパーツ統一構成という安心感
この記事のまとめに入る前に、AORUS PRIME 3の強みとして、
マザーボード・GPU・SSD・クーラーにいたるまでGIGABYTE製パーツで統一されている点を紹介します。
一般的なBTOパソコンでは、コストを下げるために複数メーカーのパーツが混在することがよくあります。
しかしAORUS PRIME 3では、主要パーツが以下のようにすべてGIGABYTE製で揃えられています。
| マザーボード | GIGABYTE B850M C |
|---|---|
| GPU | GIGABYTE RTX 5060 Ti WINDFORCE MAX OC 16G |
| SSD | GIGABYTE AORUS Gen4 7300 1TB |
| CPUクーラー | GIGABYTE製 ARGBエアクーラー |
| 管理ソフト | GIGABYTE Control Center (RGB・ファン・電圧を一括管理) |
パーツが同一メーカーで統一されていることには、大きなメリットがあります。
(RGBライティングで前述しましたが、)まず、GIGABYTE Control Center一つでRGB・ファン回転数・電圧設定をまとめて管理できるため、
複数のユーティリティをインストールして競合トラブルに悩む必要がありません。
また、パーツ間の相性問題が起きにくく、「買ってすぐ使える」という完成品としての信頼性が高い点も大きなポイントです。自作PCの経験がない方や、トラブルシューティングに時間をかけたくない方にとって、嬉しいこと間違いなし。
ちなみに、GIGABYTE Control Centerでは下記のカスタマイズが可能です。












| RGB Fusion | PCケース内部のライティングをカスタマイズできます。7種類のエフェクトに対応。 カラーホイールで細かい色指定も可能で、マザーボードとGPUをまとめて同期できます。 |
|---|---|
| FAN Control | ファンの速度をカスタマイズできます。静音・通常・フルスピード・手動の4プリセットに加え、温度カーブを自由に編集して細かく調整できます。 |
| Performance | CPU・メモリ・マザーボードのスペックや動作状況をリアルタイムで確認できます。CPU核心周波数・メモリ動作速度・BIOSバージョンなども一覧で把握できます。 |
| SSD Tool | SSDの健康状態・温度・S.M.A.R.T.情報を一目で確認できます。 |
| Update Center | ドライバ・ソフトウェア・BIOSのアップデートを一画面で管理できます。個別にダウンロードする手間がなく、常に最新状態を保ちやすい点は完成品PCとしての強みです。 |
ここから全パーツをまとめて管理できるのは、
完成品PCならではの強みですね。
まとめ


- メモリ32GB・VRAM 16GBが約30万円で手に入る
- 全パーツGIGABYTE統一で相性問題も安心
- Control Center一つで一括管理できる
- 冷却・静音のバランスが良い
- Wi-Fi 7・2.5GbE対応で通信も最新
- ストレージ拡張スロットが豊富
- HDD増設等のカスタマイズ不可(モデル固定)
AORUS PRIME 3(Ryzen 5 9500F + RTX 5060 Ti 16GB)は、「約30万円メモリ32GB・VRAM 16GBを積んだゲーミングPC」という点において、昨今のPCの価格高騰を考えればかなり嬉しいです。
Ryzen 5 9500Fは上位CPUと比べてコア数が少ないものの、ゲーム用途では十分な性能を発揮します。
そして何より、マザーボード・GPU・SSD・クーラーまで全パーツがGIGABYTE製で統一されていることによる安心感は、完成品PCとして大きな差別化ポイントです。
複数メーカーのユーティリティが混在せず、GIGABYTE Control Center一本で管理できる使いやすさは、
初めてゲーミングPCを買う方はもちろん、トラブルを避けたいユーザーにとっても魅力的です。
気になる点としては、BTOカスタマイズができないことですが、
後からメモリやストレージを増設できる拡張スロットはございますので、必要に応じて追加することはできます。
- 予算30万円前後でゲーミングPCを探している
- GIGABYTEブランド・AORUSデザインが好き
- 完成品PCをすぐに使い始めたい
本記事は以上になります。
ここまで見ていただきありがとうございました!








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