【NZXT H9 Elite】をレビュー。PC内を魅せるなら必見のPCケース

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めてお

こんにちは。当ブログをご覧いただきありがとうございます。
管理人の「めてお」です。

さて、2023年1月20日にNZXTより、新型ケース『H9シリーズ』が国内販売されました。
つい先日にH7 Eliteに換装したばかりでしたが、H9 Eliteのデザインに惹かれて欲しくなりました。

早速ホワイトカラーを購入し、満足な組み上がりになりましたので、
組み立てから外観まで、思ったことを全てこの記事でまとめます。

 
 

Contents

外観・付属物

外装

外装はNZXTカラーの紫と白のデザインです。
製品によっては茶色のダンボールカラーがあるようですが、決まりがあるのでしょうか。

ダンボールの大きさは約350mm×560mm×560mm。
大きいですが、取手がありますので持ち運びはそこまで難しくなかったです。

外装

箱を開けると、ケース上下に発泡スチロール、さらにビニール袋で包まれておりました。

箱を開けたときの状態

 

付属品

ケース内には小分けにされたパッケージが入っております。

パッケージの中に入っているもの
  • 天面用140mmファンのラジエーター
  • ネジ類
  • 結束バンド
  • 説明書

 

外観

H9 シリーズの特徴ですが、側面に支柱がない今まで以上なスタイリッシュなケースです。
斜めから見てもケース内を一望することができます。

めてお

オシャレなPCパーツが増えてきている中、
見た目重視のPCケースが増えているので需要にあっていいですね。

正面からの外観です。
サイド側に、NZXT F120 RGB DUO」ファンが3基搭載されております。
NZXT F120 RGB DUO」は、両面側がリング状に光るようになっております。

なお、こちらのファンは単品でも販売されております。
さらに3基セットの場合は、RGBコントローラーも付属します。

後述しますが、NZXTのファンで揃えるとRGBのコネクタが不足するので、
追加購入を考えている方は3基セットをおすすめします。

PCケースのサイズ:466mm × 290mm × 495mm

リア側に、F120Qファンが1基搭載されています。
※このファンは光らないので、必要ならば単品でDuo Fanを購入しましょう。

また、正面下部に『NZXT』ロゴが印刷されています。
シックで美しいです。

ちなみに、ブラックカラーではスモークガラス仕様となっております。

裏面はメッシュ+フィルターの二重構造となっております。
エアフローの効率は良さそうなのが一目瞭然です。

H9 Eliteは、NZXT製ケース初のデュアルチャンバー構造を採用しております。
電源・ストレージ(左側)とマザーボードの搭載(右側)、2重構造になっているのが分かります。

上から見るとこんな感じです。
Eliteでは天面も全面ガラス仕様。
電源ボタンの列に排気用のメッシュ+フィルターが備わっております。

120mmファン用のラジエーターが装着されていますが、
必要に応じて付属品の140mmファン用ラジエーターに替えることができます。

天面に電源ボタン等が備わっており、下記の画像の通りになっております。

天面ボタン

ちなみに、底面には引き出し式のフィルターが搭載されています。

底面のフィルター

以前使っていたH7とサイズを比較してみました。
奥行き以外がほぼ変わりないことに驚きです。

 

内部

H9 Eliteでは、正面・天面・裏面のパネルを取り外すことができます。
正面・裏面はネジ止めされており、ある程度緩めれば外せます。
天面は後ろ側にある、くぼみから上に押せば簡単に取れるようになっております。

カバーを外す
正面
裏面
天面

裏面の内部はこのようになっております。

HDD / SDDマウント

SSDマウントブラケットを開けると、ケーブル用のマジックテープが装着されたケーブル収納箇所が現れます。

2.5インチのHDD/SSDを最大4台装着できるようになっております。
ちなみに不要の場合は取り外すこともできます。

SSD装着
2.5インチHDDを1台装着してみました

3.5インチのHDDを最大2台装着できるようになっております。

HDD装着
HDD用トレイ
外して装着してみました

電源

電源の装着は裏面中央のプレートの上に乗せれてネジ止めすればOKです。

装着する際は電源ファンが外側に向くようにしてください。

電源の装着方法

電源は、CORSAIR HX1200を装着しました。
電源本体の横幅が200mmですが、難なく入ります。

実際に装着してみました

RGB・ファンコントローラー

H9 Eliteにはファンコントローラ RGB & Fan Controller (V2) ブラック AC-CRFR0-B1が標準搭載されています。

ファンコントローラ RGB & Fan Controller (V2) ブラック AC-CRFR0-B1

ファンポートは3つ、さらに分岐のスプリッターで最大9個同時に制御できます。

NZXT専用RGBポートは6つ搭載されているので、最大6個制御できます。
しかし、10個搭載する場合は別途ファンコネクタが必要になりますので注意。

※ちなみに単品120mm×3個セット・単品140×2個セットにRGBコントローラーが付属しております。

コントローラーの増設により、お使いのマザーボードによってはUSB 9ピンの指すスペースが無くなる可能性がございます。
その場合は、NZXTからリリースされている「Internal USB Hub」を購入されることをおすすめします。

ファンコントローラーの接続方法はSATA電源・USBコネクター。
NZXT CAMでファンの速度・RGBを制御できるようになります。

RGBとファンコントローラー接続方法

ケーブル接続

(写真撮るのを忘れましたが、)H9 Eliteには下記のケーブルが内蔵してあります。

  • インテル® NUC用フロントパネルヘッダー
  • USB 3.2 GEN 2 TYPE-C
  • USB 3.2 GEN 1 TYPE-A
  • HD AUDIO
めてお

自作PCの難関といえる、フロントパネルのコネクターが1つにまとまっているのは助かりますね。

ケーブル

対応ファン・ラジエータ

H9 Eliteに取り付けれるファンは最大10個です。
ハイエンドの性能でも、これだけ搭載できれば安心して冷却できそうですね。

詳細は下記の通りになります。

天面部分
  • 120mmファン×3 または 140mmファン×2
  • ~360mmラジエーター
側面(吸気)部分
  • 120mmファン×3 のみ ※140mmファンは装着不可
  • 120mm, 240mm, 360mmラジエーターのみ ※140, 280mmラジエーターは装着不可
側面(排気)部分
  • 120mmファン×3 のみ ※140mmファンは装着不可
  • 120mmラジエーターのみ ※140mmラジエーターは装着不可
底面部分
  • 120mmファン×3 または 140mmファン×2
  • ~360mmラジエーター
対応するサイズのファン・ラジエーター

NZXT H9 Eliteのセットアップ

早速、H9 Eliteでセットアップをしてみました。

なお、グラフィックボードを縦置きで装着するには、別売のNZXT製の専用マウントが必要です。

PCパーツを白で統一すると、電源OFF時でも美しく感じます。
さらに、支柱がないおかげで、斜めから見てもケース内部を一望することができます。

セットアップ 電源OFF

電源ONでライティングをしてみました。

セットアップ 電源ON
セットアップ 電源ON ズームアップ
セットアップ 正面

グラフィックボードは『Gigabyte GeForce RTX 4080 16GB AERO』を使用しております。
RTX4000シリーズはグラボが大きいことで有名ですが、H9 Eliteなら余裕で入りますね。

めてお

グラボによっては斜めになってしまうので、
別途サポートステイを用意した方が良さそうです

セットアップ 正面

こちらは裏面からの写真です。
組み立て前は配線丸見えになってしまうと思いましたが、
メッシュ+フィルターの二重構造のおかげで分からないですね。

セットアップ 裏面

こちらは天面の写真です。
撮影当時はDUOファンが国内販売されていませんでしたので、CPU簡易水冷のラジエーターを天面に装着してみました。

Eliteの場合だと見た目的には良くないですね・・・
ラジエーターを天面に取り付けるなら、H9 Flowの方が見た目・金額的にも良さそうです。

セットアップ 天面

後日、DUOファンを購入して天面に設置しました。
ラジエーターと比べると、圧迫感が一切なくなったのが分かります。

さらに、レインボーのライティングに変更してみました。
「ゲーミング感」が出て、圧倒的な存在感を生み出してくれます。

まとめ

最後に、個人的に良かった点・悪かった点をまとめます。

NZXT H9 Elite
メリット
  • NZXTでしかできないスタイリッシュなデザイン、白・黒で統一されたカラー
  • 支柱が無いのでPC内部を斜めから見ても一望が可能
  • 最大10台のファンが搭載可能
  • デュアルチャンバー構造なので配線にも余裕があり
  • RGB・ファンコントローラーが付属
  • NZXT CAMで回転速度とライティングのカスタマイズが可能
  • 大型のGPUを装着可能(最大幅435mm)
  • HDD, SDDを計最大6台搭載可能
デメリット
  • 価格が高価(税込 37,400円)
  • GPUを縦置きするには別売で専用マウントが必要 (GPUによっては斜めになるのでサポートステイもあると安心)
  • ケース付属のRGBコネクタが最大6つまでなので、それ以上制御する場合は別売でコントローラーが必要 ※複数セット商品にRGBコントローラーが付属しています。

いかがでしょうか。
最近だとホワイトカラーで統一されたPCが流行っております。

NZXTではホワイトカラーのPCパーツも出揃っておりますので、
ホワイトPCを目指している方にもオススメしたい一品です。

めてお

本記事は以上になります。
ここまで見てくださりありがとうございました!

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