こんにちは。当ブログをご覧いただきありがとうございます。
めてろぐの「めてお」です。
NZXTといえばPCケースやCPUクーラーなど、PCパーツを取り扱っているメーカーとしてご存じの方は多いと思いますが、スピーカーも取り扱っているのはご存知でしょうか。
約3年前の2023年6月にデスクトップスピーカー「Relay Speakers」が発売されましたが、
2025年の7月のAmazonプライムセールで、3万円から9千円以下でセール販売するという、とんでもないことをやっていました。


2026年3月現在では7,000円前半で購入できるようになっており、現在進行系で最安値が更新中です。
僕はX(Twitter)で度々この内容を取り上げていますが、
大変嬉しいことに話題になり、過去に公開したレビュー記事も含めて多くの方に見ていただいております。
ただ、Amazonレビューが★3.7(記事執筆時点)で高くなく、否定的なレビューも目立つのが現状です。
そこで今回は、本当にこのスピーカーを買うべきなのか?というのを本記事でまとめていきます。
NZXT Relay Speakers のネガティブレビューまとめ
購入を検討されている方は、下記のネガティブなレビューに留意する必要があります。
入力信号が小さすぎると即座にスリープに入ってしまう
レビューでちらほら見るのが、「無音状態から音が鳴る際、最初の音がフェードイン(徐々に音量が上がる状態)になってしまい、アタック音がぼやけるように聞こえる現象」。
僕の中で気になったのは、ボーカロイド曲「転生林檎」の0:16から流れるキックが、
他社製スピーカーと比べるとボヤけるように感じて、違和感を感じました。
Amazonレビューにもある通り、入力信号が「4mV」という極めて微小なレベルを下回ると、
スピーカーが即座に「スリープ」に入ってしまいます。
おそらく、ホワイトノイズが流れないようにするために備わった機能だと思いますが、
再び音を検知してスリープから復帰する際、スピーカー保護のためにフェードイン機能が入るため、
最初の音が小さな状態で再生されてしまいます。
何でスピーカー保護のためにフェードイン機能が備わっているの?
とGeminiに聞いたら下記の回答がありました。
休止状態から再び音を検知して目覚める際、急に電気を流すと「バチッ!」という大きなノイズ(ポップノイズ)が鳴り、スピーカーの振動板を破壊してしまう危険があります。
これを防ぐため、多くのスピーカーには「目覚めの約1秒間はミュート(またはフェードイン)にして回路を安定させる」という保護機能(ソフトスタート)が備わっています。
NZXT Relay Speakersにはスリープをオフにする機能がなく、この症状を根本的に直すのが難しいですが、
PC音量をMaxにして、4mVを下回る入力を軽減する方法があります。
最終的な音量調整はスピーカー本体のツマミで行うことになりますが、
コレをやった結果、先ほどの「転生林檎」は少しだけマシになったと感じました。(完治はしていません)
本体裏のツマミを回さなければいけないのが面倒です・・・
このスリープ機能が無くすため、スピーカーのパッシブ化(物理的な改造)を行った方もいるようで、根本的に解決するならこの方法しかないようです…。
電源自動ON/OFF機能がガバガバ


さきほどのスリープ機能とは別に、
一定時間サウンドが流れないと電源が自動でOFF、サウンドが流れると自動でONになる機能が備わっています。
一見便利な機能ですが、小音量で音楽を流すと自動ONにならず、
また、小音量でずっと音楽を流すと自動OFFになってしまう・・・ということがありました。
調べてみると、redditのNZXT公式では「仕様」との回答で、
カリフォルニア州エネルギー委員会(CEC要件)をクリアするために搭載された
オートスタンバイ機能(省電力機能)が原因のようです。
こちらの解決方法も、PC音量をMaxにして、スピーカー本体のツマミで音量調整を行うことになりますが、
わざわざスピーカー裏のツマミを回して音量調整するのもうんざりしますね…。
低音が足りなく感じる


また、音の鳴り方に関して、中高音は十分だけど低音が物足りないというレビューも見受けられます。
ただ、これに関してはコンパクトサイズのスピーカー特有の症状で、
スピーカーに内蔵してあるウーファー(低音用スピーカー)のサイズが小さいと、
深い重低音をスピーカー単体で実現するのが難しくなってしまいます。
つまり、NZXT Relay Speakersだけの症状ではなく、他社製品のコンパクトスピーカーでも同様、
低音が物足りないと感じることがありますので、NZXTのスピーカーだけの話ではないことにご留意ください。


この低音問題を解決する一番の方法は、別売りのサブウーファーを導入する方法。
一見そうゆう商法なのでは?と思うかもしれませんが、
もちろん他社製品でも別売りでサブウーファーが販売されています。
NZXTが発売しているサブウーファーは、執筆時では14,000円で、
他社製と比べると倍以上お手頃価格となっております。
これがあるだけでも迫力が段違いに変わりますので、低音重視の方は併せてご検討ください。
接続端子が限られている
NZXT Relay Speakersの接続端子は3.5mmステレオミニジャック(AUX)とRCAのみ。
他社製品ではUSBやBluetooth、光ケーブルなどといった豊富な種類に対応していますが、
NZXTのスピーカーは搭載されていません。
正直なところ、今どきのスピーカーなら搭載されるべきだと思います。
使い方によっては不便に感じることもあるかもしれませんね。
スマホでの音楽用途には向かなさそう。
NZXT Relay Speakers のポジティブレビューまとめ
ここまでネガティブな内容をお伝えしましたが、もちろん良いところもあります。
それを踏まえまして購入を検討いただければと思います。
ビジュアル・デザインが最高


NZXT Relay Speakersの一番の推しポイントは、やはり本体デザイン。
シンプルかつスタイリッシュで無駄のないデザインで、どのデスク周りに置いてもマッチすること間違いありません。
また、本体は光沢感が無いマットな仕上がりになっており、高級感があるように感じます。
正直、デザインに関しては3万円からの価格帯のスピーカーと張り合えるレベルだと感じます。
80Wの大音量に対応


NZXT Relay Speakersは、最大80W出力に対応しています。
一般的な家庭用としては「かなりのハイパワー」な部類に入り、大音量で迫力のある音を楽しめるのはもちろん、
大音量で使用しなくても、ワット数が大きいと音割れがしにくくなるメリットもございます。
80W出力のスピーカーだと、安くても相場1~2万円くらいが主流なので、
1万円以下で買えるとなるとバグっていると個人的には思います。
どんな方が購入するべき?
最後に、NZXT Relay Speakersは購入すべきか?というのを下記の通りまとめます。
| 当てはまる方は購入をオススメ | 当てはまる方は購入を控えるべき |
|---|---|
| デスク周りのアクセントとしてスピーカーを導入したい 安価でスピーカーを導入したい モニター備え付けのスピーカーもしくは2000~3000円のスピーカーからアップデートしたい フェードイン問題・オートスタンバイ問題を把握・許容できる方 | フェードイン問題・オートスタンバイ問題が気になる方 ストレス無く音楽鑑賞をしたい 無線接続をしたい |
NZXTの公式サイトでは商品ページが削除されているようで、もしかしたら在庫処分をしている?
と思われがちですが、Amazonでは現時点で定期的に在庫が追加されているようです。
正直なところ、定価で買った人は可哀想なレベルですが、この製品の問題点を把握したうえで購入されるならコスパ良いと言っても過言ではありません。
発売されてから3年近く経っており、これだけ経てば製品の価値は落ちるという意見もありましたが、
この値下げ幅はありえないレベルです。
これから更に値下げされるか、品切れになるかは分かりませんが、気になる方はお早めの検討をおすすめします。
本記事は以上になります。
ここまで見ていただきありがとうございました!











コメント