
こんにちは。当ブログをご覧いただきありがとうございます。
めてろぐの「めてお」です。
皆さんは、デスク周りにスピーカーを使っていますか?
今回は、Kanto Audioというメーカーから発売されている
「ORA4(オーラフォー)」というスタイリッシュなデザインのスピーカーをご紹介します。
実は今年の1月に日本国内で発売されたばかりの製品なので、まだまだ使用者の声が少ないのが現状です。
私も様々なスピーカーを使っていますが、このサイズで本格サウンドが実現できたので驚きです。
本記事で、スピーカー選びのご参考になれば嬉しいです。




YouTubeでも比較レビュー公開しております



動画では「ORA」を「オラ」と言っていますが、
正しくは「オーラ」が正しいので補足させていただきます。
Kanto Audioとは
まず、このスピーカーの製造元であるKanto Audioというメーカーを簡単にご紹介します。


一見、関東地方にあるような名前ですが、本社はカナダにあります。
こちらのメーカーでは、高音質でスタイリッシュなデザインかつリーズナブルな価格帯の製品を取り扱っており、海外のデスクセットアップ界隈でも人気を博しています。
ちなみに、日本の「完実電気株式会社」という会社がKanto Audio製品の国内独占販売をしており、
今回はそちらの会社からお声がけをいただき、Kanto ORA4をご提供いただきました。


「Kanto ORA4」の概要



同シリーズのORAがあるので、そちらとも比較します。
![]() ![]() ORA | ![]() ![]() ORA4 | |
---|---|---|
カラー (国内販売のみ) | マットホワイト マットブラック マットピンク マットグリーン(Amazonのみ) | マットホワイト マットブラック |
サイズ (W×H×D) | 約101×177×189 mm | 約119×211×183 mm |
重量 | アクティブ:1 kg パッシブ:1 kg | アクティブ:2 kg パッシブ:1.8 kg |
出力 | USB‑C Bluetooth 5.0 RCA | |
入力 | サブアウト | |
ツイーター | 3/4 インチ シルクドーム | |
ウーファー | 3 インチ ペーパーコーン | 4インチ アルミニウムコーン |
アンプの種類 | クラスD | |
電力出力 | 100 W ピーク電力 (合計50W RMS) | 140 W ピーク電力 (合計70W RMS) |
価格 | 44,800円 | 59,800円 |
2つの製品をざっくり比較すると、
コスト面を重視しつつ、コンパクトでバランスの良い音が欲しいならORA、
迫力と解像感、開放感を重視するならORA4となりますね。
- スタジオグレードのコンパクトスピーカー(140WのDSP調整済みClass‑Dバイアンプ搭載)
- パワフル&精密な4インチウーファー
- 多彩な入力接続に対応
- サブウーファー連携でさらなる低音拡張
- 設置自由度が高い筐体設計(背面&底面に1/4インチ‑20のネジ穴を装備)
「Kanto ORA4」の開封
付属物
- Kanto ORA4 スピーカー本体
- ラバーインシュレーター x 8
- 電源ケーブル
- 4ピンスピーカーケーブル
- ユーザーマニュアル


スピーカー本体の外観
まずサイズはご覧の通りです。
比較すると、iPad miniと大体近いサイズというコンパクトになっております。


外観は、見てわかる通り、シンプルでスタイリッシュなデザインになっています。
他社のスピーカーではよく正面にロゴが印字されていますが、こちらは一切無いところが嬉しいです。
ただ、筐体の材質はプラスチックなので、人によってはチープに感じるかもしれません。


裏側の端子はご覧の通り。Bluetooth 5.0、RCA、USBの3つの接続ができます。
環境にもよりますが、少なくともPCのデスク周りに置く分なら十分かな〜と思います。
ただ、RCA・USBケーブルは付属しておりません。各自でご用意してください。


操作方法は、正面にあるノブで行います。
直感的に操作ができるようになっております。
ノブを押す | 入力ソースの切り替え (RCA → USB → BLUETOOTH) |
---|---|
ノブを長押し | 電源をOFF (ONにする場合はノブを押す) |
ノブを回す | 音量の大きさの変更 |


サブウーファーについて
Kanto ORA4は製品の特徴として
「140WのDSP調整済みバイアンプClass-Dパワーを提供するORA4は、4インチウーファーから深く力強い低音を生み出す」とあり、
コンパクトサイズながら十分な低音が出るというのが特徴です。
また、サブウーファー専用の端子もありますので、
低音をさらに求めたいときは必要に応じて追加することもできます。
Kanto Audioでもサブウーファーは「SUB8」がありますが、価格は4万。
ORA4と同時購入すると10万を超えてしまうので痛い出費になりますね…。




スピーカースタンド「SP9」のご紹介
今回は、スピーカースタンドのSP9もいただきましたのでご紹介します。




そもそもスピーカースタンドって要るのか?と思いがちですが、
音の振動の関係で、そのまま置くより音質がかなり良くなったり、
さらにツイーターを耳の高さに合わせれば高音域がクリアに聞こえるようになると言われているため、
音質を重視するなら必見とも言えます。


Kanto Audioではスピーカースタンドも取り扱っており、スピーカーと同様、豊富な種類があります。
過去にデスクツアーでもKanto Audioのスピーカースタンド「S2」を紹介していましたが、
新しくいただけるとのことなので、「SP9」を選ばさせていただきました。




カラーはホワイトとブラックの2色があり、価格はそれなりに高いですが、
スチール製で頑丈・チープ感は一切ないので、価格相応だと個人的には感じます。


こちらのスピーカースタンドは、支柱部分が空洞になっており、ケーブルを中に通して隠すことができます。


ちなみに、スピーカーの裏側もネジ固定ができるので、
スピーカーを誤って落としてしまう・・・という心配もありません。




こちらのスピーカーは組み立てなので、
「S2」や「SE2」と違い、組み立てる必要があり、すぐに使えないのが欠点です。


ただ、スピーカーの存在感を引き立てるような存在のデザインなので、
見た目と機能性、さらに音質も重視したいならぜひ使ってみてください。


「Kanto ORA4」「SP9」のセットアップ・ギャラリー




白デスクに絶妙にマッチしております。
このサイズなのに、デスクでも部屋全体でも鳴らせる余裕があるというのが驚きです。
「Kanto ORA4」音質チェック
Edifier M60 と比較
さて、実際にスピーカーから流れる音はどんな感じなのか?ということで、実際に確かめていきます。
比較として、コスパ面で優秀なメーカー「Edifier」より、M60というスピーカーと比べたいと思います。
価格も2万円台でORA4と同等の機能が備わっており、僕の周りでも使っている方をよく見かけます。
Edifier M60とKanto ORA4との違いを空気録音で確かめていきます。
下記動画をご覧ください。
違いは分かったでしょうか…?正直なところ、明確な違いがあるとは言いづらいです。
ただ、音の傾向としては、どちらも中高音がしっかりとしていますが、
ORA4は低音がより豊かに聞こえるように感じました。



ボーカル系より、EDMだと違いが分かりやすいのかな~と思います。



…音響に関しては知識が疎いため、あくまで参考程度にお願いします。
とはいえ、コンパクトサイズのスピーカーは低音が控えめなイメージがありますので、
低音好きでコンパクトサイズを求めている方には嬉しいですね。
サブウーファーを接続して比較
さて、先ほどサブウーファーを取り付ければ低音をさらに強化できると話しましたが、
他社製品のサブウーファーを所持しているので、こちらも空気録音で確かめていきます。



ちなみに、AudioEngine S8を使用しております。


違いは分かったでしょうか。
実際に聴いて違いを確かめると、まるで空気が揺れるような感じで低音が伝わってきますので、
正直空気録音では分かりづらいかもしれません。
ただ、よーく聞くと鳴っている低音が更に増えましたので、
スピーカーの低音だけじゃ物足りない!と感じた方は追加するのもアリかもしれませんね。
ホワイトノイズについて
動画では言及していませんでしたが、スピーカーによってはアイドル時に流れるサーという音、通称「ホワイトノイズ」が気になるかもしれません。
USB‑C、Bluetooth接続で使用していましたが、そのような音は一切ありませんでした。
ただ、RCA接続に切り替えたときは、僅かながらサーと鳴っていましたので要注意です。



ただ、個人的には音量MAXにしても気にならない程度でした。
まとめ
最後に、「Kanto ORA4」を実際に使用してみて
個人的に良かった点・気になった点をまとめます。


- 正面にロゴが無く、どのデスク周りでも合わせやすいデザイン
- コンパクトサイズなのにスタジオ級のクオリティ
- スピーカー単体だけでも低音にも強い
- ホワイトノイズに強い
- 価格が比較的高価
- RCA・USBケーブルは付属していない
- 筐体の材質がプラスチックで、高級感が足りない
スタイリッシュで高音質なスピーカーORA4をご紹介しました。
価格は6万円でハードルは高いですが、プロ並みのクオリティを自宅デスクでも楽しむことができ、
クリエイティブやゲームなど、音作業環境にも最適です!
デスクに置くスピーカーを探していればぜひ検討してみてください。
- デスク周りに合う、本格スピーカーを探している
- とにかく音質面は妥協したくない
- 映像・ゲームでもリアルな音を楽しみたい



本記事は以上になります。
ここまで見ていただきありがとうございました!




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