こんにちは。当ブログをご覧いただきありがとうございます。
めてろぐの「めてお」です。
PCの作業では、仕事からゲームをするまで欠かせない一つとして「キーボード」が上がるでしょう。
特に長時間作業をするなら打ち心地に特化したキーボードが良い!という方もいると思います。
そこで今回、「NiZキーボード X99 Pro」をご紹介する機会をいただきました。
こちらのキーボードは「静電容量無接点方式」を採用しており、
僕はその種類のキーボードを初めて触りましたが、今までに無いような打ち心地に驚かされました。
今回は、こちらのキーボードを実際に使用して思ったことを本記事にてお伝えします。
「NiZ」とは
そういえば、一ヶ月前に公式ストアがオープンしました!
「宁芝(NiZ)」という名は、創業者の娘さんの名前から由来しています。
ブランド名に自分の娘の名前を使うことで、深い愛情を注いでおります。
中国語の中に「宁」は静けさや安らぎを意味し、「芝」は精緻さと優雅さを象徴しています。
この名前は娘さんへの思いだけでなく、製品へのこだわりも込められており、ユーザーに静かで快適な使用体験を提供したいという創業者の願いが表れています。宁芝(NiZ)は、静電容量無接点方式を採用した革新的なキーボードを提供しています。
NiZのブランドストーリー | あなただけの特別なキーボードを作る
長時間の作業でも疲れにくく、快適な入力体験を実現。
さらに、CHERRY MX軸互換のキーキャップに対応し、自由なカスタマイズが可能。
幅広いキーキャップが使えるため、あなただけの特別なキーボードが作れます。
2005年にNiZが設立し、2018年より静電容量無接点方式のキーボードの取り扱いが始まりました。
仕組みなどの詳細は省きますが、無接点構造のキーボードは「軽快な打鍵感」「耐久性」「静音性」に優れており、
特に長時間キーボードを使用する場合に重宝します。
他社でも静電容量無接点方式のキーボードはありますが、
NiZのキーボードでは、68%のサイズからフルサイズまで、
さらに本記事で紹介する「テンキー付きコンパクトサイズ」などといった多彩なサイズがあります。
ここからは、「NiZ X99 Pro」について詳しくご紹介していきます。
「NiZ X99 Pro」のスペック・特徴
カラー | ホワイト |
---|---|
本体サイズ | 380×135×38mm |
重量 | 1049g |
キー配列 | US配列 |
インターフェース | USB-C有線接続 無線(Bluetooth・2.4G Hz) |
キーキャップ | PBT2色成形キーキャップ Cherry MX軸互換対応 |
製品保証 | 18ヶ月 |
価格 | ¥38,000 |
- フルサイズのキーボードよりコンパクトになったサイズ
- 最大3つのデバイス間で無線接続の切り替えが可能
- 技術基準適合証明番号(技適)取得済み
- 3000mAhバッテリーが搭載されており、1回のフル充電で約250時間の連続使用可能
- キーマップ変更に対応
- 8000Hz USBポーリングレートに対応
- 2mm、2.5mm、3mmの3段階調整可能なキーストローク
- Windows/MACのキー配列切替に対応
多機能すぎる・・・!
「NiZ X99 Pro」の付属物
NiZ X99 Pro には、下記が付属しております。
- NiZ X99 Pro キーボード本体
- USB A to Cケーブル(1.8m)
- USBレシーバー
- 交換用スプリング
- キー引抜工具
- MAC用交換キー
- キーホルダー
- 取扱説明書(日本語)
NiZ X99 Proは、テンキー付きですが、「Home」「End」などのキーをテンキー部分の上部に移動することによって、
テンキーレスキーボードとほぼ同サイズに収まっております。
仕事でよくテンキーを使うから嬉しい!
外観としては、クリームに近いような白に、アクセントとしてパステルカラーのキーキャップが搭載しております。
このサイズだとカラーバリエーションは白しかありませんが、オフィスでもそのまま使えるようなデザインになっております。
ちなみに、スペースの側面にはNiZロゴが入っており、こだわりを感じさせます。
裏側はこのようになっております。
キーボード脚部分は角度調整ができるようになっており、
3段階の角度調整が可能です。
USB-Cポート部分は凹んでいる部分に差し込む形になっており、
画像のように垂直にすることや、横からコードを出すことも可能です。
どの状況でもケーブルがコンパクトに収まるので大助かり…!
ただ、付属ケーブルの太さに合わせるように設計されているため、ちょっとでも太いケーブルだと隙間に入りません。
ケーブルを替えて使いたい!という方は要注意です。
裏側面には電源ボタンがあります。
長時間使用していないと電源がOFFになるため、こちらを押して電源をONにする必要があります。
前使っていたキーボードはいずれかのキーを押すだけでONになったので、ちょっと手間かも…
付属の引き抜き工具を使えば、キートップを簡単に抜くことができます。
付属のスプリングをキースイッチに取り付ければ、キーの荷重を35gから10g増やすことができます。
取り付け方はそのまま置くだけでいいので簡単です。
比べてみると、指を添えたときに何となく違うな…
と感じるくらいでした。
おまけ(?)で入っていたキーホルダー。
紐をかける箇所があるので、持ち運んでいつでもどこでも打ち心地の良さを満喫することができます。
キースイッチのパーツです。
壊れてしまったときに自分でも修理することができますね。
キーボード本体の重量はなんと1kg超え。
持ち運ぶにはちょっと重たいかな…という印象です。
「NiZ X99 Pro」ギャラリー
僕の白いデスク周りに「NiZ X99 Pro」を設置しました。
こんな感じの雰囲気だよ!と伝われば幸いです。
ちなみに、パームレストはLogicool製を使用しております。
サイズもピッタリ。
「NiZ X99 Pro」の打鍵音・打ち心地
ゲームで使用している様子を撮影してみました。
擬音語の表現としては、「ポコポコ」という感じでしょうか。
キー荷重が35gと軽いので、軽いタッチで反応します。打っていてもほぼ疲れることがなく、快適でした。
あと、打鍵音がかなり静かなのがも驚きです。
オフィス内ではもちろん、家の中でゲームなど激しく使うときでも音が響かないので、安心して使用できそうです。
打鍵音が静かすぎて呼吸まで聞こえますね…
「NiZ X99 Pro」のカスタマイズ
専用アプリの導入
NiZ X99 Proでは、専用アプリを導入すれば様々なカスタマイズが可能です。
下記URLに、ダウンロードリンク等が掲載してあります。
このアプリケーションでは、主に下記の通りカスタマイズが可能です。
- キー配列の変更
- マクロ機能の割り当て
- ファームウェア更新
このアプリを使えば自由自在にカスタマイズができますが、思った以上にクセがあります。
日本語に対応していないのはともかく、OSはWindowsのみの対応。(設定を反映させればMacでも反映されます。)
ファームウェア更新は、自動的にされるものではなく、自分で専用ファイルをダウンロードして手動で行う形式になっているので、ちょっと不便だな~と感じました。
あと有線接続じゃないと設定ができません…
ただ、使いこなせばより便利になることでしょう。
3つのプロファイルにそれぞれの設定ができ、Fnのボタンを押したときの割当てまで設定が可能です。
キーの割当ては、マクロ機能からマルチメディア(再生・一時停止など)、マウスや電源の操作の設定が可能で、
使い方次第では仕事が大きく捗りそうです。
「NiZ X99 Pro」を使用した感想
その他、約一ヶ月使って思ったことをお伝えします。
99%のキー配列について
テンキー付きのコンパクトサイズで、今までにないような配列になっていますが、
実は最初使っているときにちょっとだけ戸惑っていました。
通常のキーボードレイアウトと比較すると、
- 「Del」キーが「BackSpace」キーの上部に移動
- テンキー部分の「0」キーのサイズが半分に
なので、テンキー部分は「→」と「0」の押し間違えをすることがありました。
ただ、人間は慣れるものと言うくらいなので、数日使えば押し間違えすることは無くなりました。
ちょっとキー配列が違うことを、購入時念頭に置いた方が良さそうですね。
バッテリーの持ちが良すぎる
「NiZ X99 Pro」には3000mAhのバッテリーが搭載されています。
公式では「1回のフル充電で約250時間の連続使用可能」と謳われています。
実際に使ったところ、その通りに感じて、
購入時から一回も充電せずにほぼ毎日使用した状態で、3週間以上バッテリーが持続しました。
バッテリーの持ちに驚きを隠せませんが、バッテリー残量の確認に手間が掛るのがちょっと難点です。
FN+Yキーを同時に押すことで、F8、F9、F10、F11の4つのキーに搭載されたインジケーターライトが点灯し、それぞれ25%から100%の電池残量を視覚的に示します。また、インジケーターが点滅している場合は、電池残量が非常に低いことを示し、充電が必要であることを警告します。
NIZ 静電容量無接点方式キーボード 35G USB有線 Mini84 / X99 / S104
一応上記の通りで確認することができますが、気付かずに突然バッテリー切れになってしまわないように要注意です。
まとめ
最後に、個人的に良かった点・気になった点をまとめます。
- 快適な打ち心地・静音性
- 有線・2.4GHz・Bluetooth接続対応
- テンキーレスなのにコンパクトサイズ
- 細かいカスタマイズが可能
- キーボードとしては高価
- 日本語配列が無い
やはり、まずは試してほしい!というくらいの打ち心地です。
言葉で説明のが難しいですが、他のレビューでも称賛されるような打鍵感に納得しました。
また、今までテンキーレスのキーボードを多く使用していましたが、
NiZ X99 Proを使用して、テンキーの有り難みを感じることができました。
テンキーが搭載されていてもサイズはテンキーレスとほぼ変わらないため、デスクスペースを有効活用できる点では大きいです。
ただ、価格が38,000円というキーボードの部類では高価で、導入しづらいという点が難点です。
さらに、僕はUS配列に慣れていますが、日本語配列が無いので、日本語配列じゃないと厳しい!という方には選択肢が無くなってしまうのが痛いところです。
とはいっても、個人的には打ち心地が良い点に勝るので、US配列に慣れていない方でも使って欲しいというくらいにはオススメしたいです。
また、価格は高価ですが、定期的にセールで安くなっていますので、セール時を狙って購入するのが一番のオススメです。
Amazonだと、執筆時点では20%OFFクーポンが配布されていました。
- キーボードを使用して長時間作業する
- キーボードにテンキーは欠かせない
- シンプルな見た目のキーボードを求めている
本記事は以上になります。
ここまで見ていただきありがとうございました!
コメント