こんにちは。当ブログをご覧いただきありがとうございます。
管理人の「めてお」です。
ここ数年で爆発的に増えている白いガジェット・デバイス類。
オーディオテクニカではオーディオ系のデバイスを数多く取り扱っていますが、
既存製品のマイク「AT2020」とヘッドホン「ATH-M20x」より、
新たにホワイトカラーがラインナップすることになりました。
今回は、発売前にご紹介する機会をいただきましたので、
私の白いデスク周りとともに、本製品たちをご紹介・使用した感想を掲載していきます。
既存製品のマイク・ヘッドホンのご紹介
新ラインナップのホワイトカラーをご紹介する前に、
既存製品のマイク・ヘッドホンを簡単に説明します。
自宅録音や動画配信に最適なコンデンサーマイク「AT2020」と高音質なモニターヘッドホン「ATH-M20x」。
どちらもエントリーモデル(初心者向け)になっていますが、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
マイク「AT2020」は2006年から続くロングセラーでシリーズ累計販売台数が200万本を突破※、
さらにヘッドホン「ATH-M20x」もシリーズ累計販売台数が200万本を突破※しており、
どちらも人気製品だということが伺えます。
※各販売台数の計測は、「AT2020」が2024年8月時点、「ATH-M20x」が2024年4月時点となります。
凄すぎる!
今回、新たにホワイトカラーが登場するきっかけになったのは、白いデスク環境が人気を博したこと。
私もその一人ですが、デスク周りのデバイスやクリエイティブ環境でも
白にこだわる方が増えているため、新色「ホワイトカラー」が投入されることになったようです。
「AT2020 CWH」「ATH-M20x WH」の概要
AT2020 CWHのスペック・特徴
- 販売サイト:
- オーディオテクニカ公式
オンラインストア - Amazon ※
- 楽天 ※
- Yahoo ※
- オーディオテクニカ公式
- 発売日:2024/9/27(金)
- 販売価格:22,000円(税込)
※オーディオテクニカ公式ストアのみでの取り扱いです。
型式 | バックエレクトレットコンデンサー型 |
---|---|
指向特性 | 単一指向性 |
接続方法 | XLR端子 |
周波数特性 | 20~20,000Hz |
出力インピーダンス | 100Ω |
感度 | -37dB (0dB=1V/Pa、1kHz) |
最大入力音圧レベル | 144dB SPL (1kHz THD1%) |
SN比 | 74dB (1kHz at 1Pa、A特性) |
- ホワイトカラーで統一された専用ショックマウントとポップフィルターが付属
- コスパに優れたコンデンサーマイク
- 自宅録音・動画配信に最適
- さまざまなシーンに対応する高耐入力設計・広いダイナミックレンジを実現
- 専用設計ダイヤフラムによる幅広い周波数特性と優れた過渡応答
ATH-M20x WHのスペック・特徴
- 販売サイト:
- オーディオテクニカ公式
オンラインストア - Amazon ※
- 楽天 ※
- Yahoo ※
- オーディオテクニカ公式
- 発売日:2024/9/27(金)
- 販売価格:8,470円(税込)
※オーディオテクニカ公式ストアのみでの取り扱いです。
型式 | 密閉ダイナミック型 |
質量 | 約190g(コードを除く) |
接続方式 | 有線接続(3.5mm イヤホンジャック) 6.3mmの変換プラグが付属 |
ドライバー | φ40mm、CCAWボイスコイル |
出力音圧レベル | 96dB/mW |
再生周波数帯域 | 15~20,000Hz |
最大入力 | 700mW |
インピーダンス | 47Ω |
- フラットな特性で広帯域再生を実現する高音質スタジオモニターヘッドホンのエントリーモデル
- スタジオレコーディングやコンテンツ制作に最適
- 強磁力マグネットを採用したφ40mmCCAW ボイスコイルドライバーを搭載
- 遮音性を高める楕円形状のイヤカップを採用
- 優れた耐久性を実現するイヤパッド・ヘッドバンド素材
- 取り回しやすく絡みにくい片出しコード
ちなみに上記2つの製品は、
オーディオテクニカ公式ストアと、Amazon・楽天・Yahoo各オーディオテクニカ公式ストアのみでの販売です。
店頭などで探しても販売しておりませんので要注意です。
実物を試したいなら、店頭で既存製品(黒バージョン)を
探したほうが良さそうです。
「AT2020 CWH」「ATH-M20x WH」付属物
AT2020 CWH
「AT2020 CWH」には、下記が付属しております。
- AT2020 CWH マイク本体
- 専用ショックマウント
- ポップフィルター
- 変換ネジ
- 取扱説明書
マイクはもちろん、ショックマウント・ポップフィルターは黒い箇所が一切ないオールホワイト仕様。
ヘッドケースまでも白色になっており、実物を見て感動するレベルでした。
ちなみに、本体部分にミュートボタンや音量調整などの操作部分は無いので要注意。
後ほどご紹介するオーディオミキサーを駆使する必要があります。
ショックマウント・ポップフィルターを装着した状態です。
全て真っ白でかわいい!
注意点として、マイクスタンドとXLRケーブルは付属していないので、
単品のままでは使用できません。
オーディオテクニカではマイクアームとXLRケーブルを揃えていますので、
後ほどご紹介します。
一応ですが、XLRケーブルのみでの接続なので
オーディオミキサーも別途必要になります。
ATH-M20x
「ATH-M20x」には、下記が付属しております。
- ATH-M20x ヘッドホン本体
- 6.3mm 変換プラグ
- 取扱説明書
本体はマイク付きではないので、
ヘッドホン単体で友達と通話したい!などの使い方はできませんので要注意。
6.3mm 変換プラグは画像のように取り外しができます。
私は使う機会はないですが、
音響機材などに繋ぐ時に嬉しいですね。
マイクと同じくオールホワイト仕様。
材質はプラスチックで高級感はありませんが、
ホワイトカラーに付加価値がありますので個人的にはそこまで気になりませんでした。
質量は約190g。室内環境で使うなら比較的軽量です。
ケーブルは3mで比較的長いです。
といっても絡みにくい形状になっており、扱いやすいと感じました。
気になるのがケーブルの着脱ができないところ。
仮に断線してしまうと買い替えになってしまいますが、価格面を考えると仕方ない…と思うしかありません。
オーディオテクニカのマイクアーム・XLRケーブルのご紹介
今回は、オーディオテクニカが発売しているマイクアーム「AT8700J」とXLRケーブル「BX3」もご提供いただきましたのでご紹介します。
セットアップは、下記製品を組み合わせて行います。
もちろん、どちらもホワイトカラーがあります。
これでオーディオテクニカ製品で白デスク環境を作ることができますね!
オーディオミキサーの準備
先ほど言及したが、マイク「AT2020 CWH」はXLR接続のみ対応。
USB接続のマイクとは違い、XLR接続対応のオーディオミキサーを別途導入する必要があります。
私の環境では、「Roland BRIDGE CAST」を使用しています。
ホワイトカラーもあり、白デスク重視の方にはぜひオススメです。
見た目が最高&機能も豊富で配信者に嬉しい!
その他、私がオススメするオーディオミキサーは下記の通りです。
オーディオテクニカ製で統一したい場合…
コンパクトサイズで取り扱いやすいのが特徴です。
ホワイトカラーが無いので、リリースして欲しいところ…。
Stream Deck + をお持ちの場合…
なんと、Stream Deck + をオーディオミキサー化できます!
だけどこちらもホワイトカラーが無いのが気になりますね…。
白いデスク周りを気にしつつ、価格を抑えたい場合…
この価格で買えるのは凄すぎる!
「AT2020 CWH」「ATH-M20x WH」セットアップ・ギャラリー
「AT2020 CWH」「ATH-M20x WH」、さらに「AT8700J」「BX3」を組み合わせて
私の白いデスク周りに設置しました。
ピッタリすぎて眼福です…!
掲載した製品以外にも、オーディオテクニカではATH-M50xなどにもホワイトカラーが存在します。
それらとも組み合わせて白いデスク環境を作るのも楽しそうですね。
ここからは、実際に使用した感想をまとめていきます。
マイク「AT2020 CWH」を実際に使用してみて
オールホワイトな見た目にモチベが上がる
性能とは直接関係のない話ですが、コンデンサーマイクでここまで白にこだわったモノは見たことがありません。
オールホワイトの美しいデザインは、使うたびに気分を高揚させて、
仕事や趣味、創作活動へのモチベーションアップに繋がります。
また、デスク周りをこだわりたい方や、配信で個性を出したい方にもぴったりです。
配信空間をさらに華やかになること間違いありません。
モノが良いと気分も上がる!
音質テスト
実際の音質はどうなの…?
ということで、簡単にテストしてみました。
PCファンの音がある状態で録音
キーボードを打ちながら録音
コンデンサーマイクはノイズ音を拾いやすい!というレビューを見かけましたが、
テストをした段階では特に感じられませんでした。
単一指向性で集音性が良いので、場所さえ気をつければノイズは問題なさそうです。
オーディオテクニカ製の他マイクを使用したことがないので比較はできませんが、
クリアで聴きやすい印象で、歌ってみた関連などの音楽制作にも十分なレベルだと感じました。
実際に動画で収録してみた
実は、先日投稿した下記の動画は、「AT2020 CWH」を使用して収録しております。
聞いていても特に違和感がなく、自分自身の声がそのままな状態で収録ができていると実感しました。
ただ、気になったこととして、6:44〜のキーボード打鍵音のテストですが、
よく音声を聞いていると机の振動らしき音も拾っていますね。
マイク自体の音質に問題はなく、
マイクの設置位置の変更・キーボード下にデスクマットを敷くことで軽減できると思いますが、
このような環境音を拾うことがありますので、設置位置に気をつけたほうが良さそうですね。
動画ではデスクマットを敷いていないので、
いかに大事なのかが分かります。
ヘッドホン「ATH-M20x WH」を実際に使用してみて
軽さも相まって、基本的に快適。
本体の質量は約190gというのもあり、装着していて重みはなく、特にストレスは感じませんでした。
イヤーパッドは、私がいつも使用している「NZXT Raley Headset」より固めですが、
フィット感が良くて長時間つけても快適でした。
ただ、メガネを装着した状態で長時間付けると、耳部分が痛くなるときがありました。
これはメガネとの相性があるかもしれませんね。
さらに、通気性は良くないので夏場だとイヤーパッド部分が蒸れてしまいます。
ヘッドホンを長期間使う際は、休憩しながら作業したほうが良いかもしれません。
人によりけりなので、導入前に気になる方は
実際に確かめたほうがいいかも。
クリアで聴きやすいが、低音は控えめ
「ATH-M20x WH」はモニターヘッドホンということもあり、原音重視の音が聴くことができます。
正直なところ、8,000円台でこの音質はコスパが良すぎてビックリするレベルです。
また、高音はクリアで聞きやすい一方、低音に関してはイマイチ迫力が足りないな~という印象を受けました。
これもモニターヘッドホンの特徴と言えますが、「ヘッドホンで迫力のある音楽を楽しみたい」
という方はオススメできませんね。
音楽鑑賞向けではなく、音楽制作向けということですね。
耐久性は不明だが、プラスチック・イヤーパッドが心配
購入したモノはできるだけ長く使いたいのが本音でしょう。
1ヶ月以上使用しましたが、耐久面には特に問題ございませんでした。
ただ、プラスチック製ということもあり、乱暴に扱うと割れてしまう可能性があることや、
レザーカバも劣化して剥がれていくことがあるので、こちらのヘッドホンの耐久性は尚更心配です。
ちなみに、ホワイトバージョンの交換イヤーパッドも
販売が予定されています。
まとめ
最後に、マイク「AT2020 CWH」とヘッドホン「ATH-M20x WH」を実際に使用してみて
個人的に良かった点・気になった点をまとめます。
- オールホワイトで美しいデザイン
- ホワイトカラーの専用ショックマウント・ポップフィルターが付属
- 日頃の通話からクリエイティブ活動まで大活躍
- 単体では使用不可で、別途マイクアームとXLRケーブルを揃える必要がある
- 白いデスク周りにピッタリ
- 8,000円台で入手できるお手頃価格
- コスパ抜群な音質
- 比較的軽量で装着感もGood
- 見た目・材質は価格相当のクオリティ
- ケーブルは着脱不可
Amazonなどで同様の製品を探していると、
安い価格で販売されているモノ(中華製品など… )が見受けられるのが事実です。
しかし、信頼と安心の国内メーカー製品を使いたい!という方も一定数いらっしゃるでしょう。
今回ご紹介したオーディオテクニカ製品は、
価格もお求めやすいので、デスク環境を整えたい!という方には特に嬉しいです。
また、既存製品を持っている方でも、色違いとして揃えるのもオススメです。
ここ数年で人気を博している白いデスク周り。
これから色んな白いデバイスがリリースされると思うとワクワクしますね!
- 白いデスク周りに合うデバイスを探している
- 初めてマイク・ヘッドホンを購入するが、デバイス探しに迷っている
- 創作活動などへのモチベーションアップに繋げたい
本記事は以上になります。
ここまで見ていただきありがとうございました!
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